前回の記事では、簿記の発祥地=イタリアのベネチアであるということと
銀行の起源もイタリアにある、という話を書きました。
そこからさらに発展して
”銀行はなぜ生まれたのか?”
”銀行の仕組みや簿記を普及させた発明品とは?”
ということについて書いていきたいと思います。
銀行の起源=キャッシュレス!?
↑あの超有名なレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた
《トビアスと天使》という絵画で
父親に頼まれて旅に出ることになったトビアス君(赤タイツの少年)に
大天使ラファエルが守護神として同行する、という場面を描いているそうです。
個人的にはトビアス君、なんで旅に出るのに生魚持ってるの?っていうのが気になるよ!
で、お父様に頼まれた旅の目的が何だったのかというと
商売をやって儲けたお金を回収しに行く、ということだったようです。
当時のイタリアには銀行という存在も概念もなかったので
お金を回収するために旅にまで出ないといけなかったようですが
売上金を持っての旅なんて、色んな危険がいっぱい!なことは容易に想像ができます。
泥棒に襲われたり、騙されてお金を奪い取られたり・・・
=商売をする上で、お金の出し入れに大きな障害があったそうです。
その障害を解決するために、為替手形というものが登場し
それを扱ってネットワークビジネスを展開し出したのがバンコ=銀行だった、というわけです。
お金を出し入れてして持ち出す代わりに、為替手形を発行して利用する=まさにキャッシュレス!!
今もまさにキャッシュレスが進んでいる世の中・・・
歴史は繰り返す!!といったところでしょうか??
帳簿システムの普及に欠かすことができなかった○○の発明とは?
手形為替が誕生すると同時に、それを換金するためのバンコ=銀行が生まれ
各都市にこの銀行の支店が置かれるようになったようですが、
そうなると次は各支店での一つ一つの取引と、全体を統括する帳簿システムが必要になり
そこから今の簿記の形が形成されていった、というのが簿記の始まりのようです。
当然、帳簿をつける=記録媒体が必要になるのですが、そこに大きく関係するのが
紙の発明(誕生)だったのです!!
それまでの記録媒体って、石板?とかがあったと思いますが
大金持参の旅か、石板背負っての旅か、どっちも選びたくないですね٩( ᐛ )و
この同じ時代に紙が誕生することがなければ、簿記という仕組みがこれほど世界中に広まって
500年以上にも渡って活用され続けることはなかったのかもしれない、と思います。
紙の発明は当時の世の中を大きく変えた変革だったようですが
それが今度はこの紙を削減するペーパーレス=デジタル化へと世の中は向かっていっています。
*ちょうど2020年10月〜電子帳簿保存法が改正されますね。
やっぱり、歴史は繰り返す!ですね!!
情報引用元サイト🔽
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00044/041800002/
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簿記ってどうやって生まれたの?
というところから銀行と紙の誕生⇨最終的にはキャッシュレス・デジタル化時代の話まで発展してしまいました。
お金にまつわる勉強を通して
世の中の仕組みや歴史の流れ、その背景まで垣間見ることができたような気がします。
生きていく上で生活から切り離すことのできないお金について知ることは
興味を持って調べれば面白いことがたくさんあるし、賢く生きていくためにも
必要な知識なんじゃないかなーと最近感じます。
それでは!
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