簿記って、どこでどう発祥したのか知ってる?の話

お金の勉強

9月から会計サポートの仕事に転職したことと

家計管理にも役立てたいという思いから、簿記の勉強をはじめています。

転職先で、新しいお仕事の説明を聞くのも理解するのにも簿記の知識が必要になっていて
(会計サポートの仕事なんだから、そりゃそうだ!)

日々仕事の説明を受けながら簿記の試験勉強になるという、とてもありがたい状況なのですが

仕事の説明や引き継ぎをしてもらっている最中に上司から

「簿記ってどこで生まれたか、知ってますか?」


という話になり、その答えが個人的にはとても意外でおもしろかったので紹介しようと思います!

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簿記って、どこで生まれたの?

簿記=お堅い・真面目・正確さ第一・数字に強い、、

などなどの印象から、日本?いやいや数字に強いからインドか?それともアメリカとか・・?

と思ったのですが、答えはというと・・・



なんとイタリア🇮🇹だそうです。

私の中ではイタリアって、日中の仕事はサッサと終わらせて

昼過ぎくらいからワイン飲みはじめてみんなでワイワイ陽気におしゃべり、みたいなイメージだったので

簿記とか数字とかのイメージとはかけ離れていて、とても意外だったのですが

少し歴史を調べてみると、なぜ・どんな風にイタリアで簿記が生まれたのか?を知ることができました。

イタリアのイメージ=ワイン片手に陽気にワイワイ!

”で、いくら儲かったの?”をわかるために簿記が必要だった!

簿記の仕組みが出来上がったのは、イタリアでもローマではなくベネチアだったそうです。

ベネチアといえば”水の都”や”ベニスの商人”などのイメージがあると思いますが

イタリアの商人たちが、商いをやっていくらの儲けが出たのか?

を計算するために生まれたのが簿記の始まりだったそう。

当時のイタリアには今でいう「会社」みたいな概念はなく

お金を儲けるためのプロジェクトはざっと下のような流れだったみたいです。

1、みんなでお金を出し合う

2、そのお金で船を買い商品(ワインとか)を仕入れる

3、エジプトに行って、イタリアで仕入れた品物を売る

4、エジプトで香辛料とかを仕入れる

5、イタリアに帰ってきて仕入れた香辛料を売る

6、船員の賃金を払う

7、船を売って、最終的に残った利益が儲け

8、解散!

この流れを記録に残して、最終的な儲けはいくら?を計算した=帳簿の始まりというわけです。

イタリア→ベネチア→商人の街→簿記!と考えると、なるほど〜🤔と納得ですね。

ちなみに、儲けたお金を預かってくれる場所=銀行は英語でBankですが

この語源も実はイタリア語の「Banco(バンコ)」

銀行のルーツもイタリアだそうです。

ちなみに、今回は以下のサイトから情報を一部引用させていただきました🔽

https://www.e-boki.net/column/31.html

https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00044/041800002/


簿記について知っている、勉強している人でも

起源や歴史については知らない、という人はけっこういるんじゃないかなーと思って

今回はこのテーマについて書いてみました!

他にも関連して調べてみると

「銀行は何のために・どうやって生まれたのか?」

「銀行や簿記の普及に大貢献した、ある発明品とは??」

などなど、面白いことがわかったので、そちらについては次回の記事で紹介することにします★


それでは!

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